ナチス政権下のドイツ、レジスタンス運動のリーダーとして激動の時代の流れに身を投じる。「Through The Darkest of Times」は今秋EA開始予定。

かつて「Yager Development」にて出会い、かの名作TPS「Spec Ops: The Line」を生み出した2人のクリエイターが新たに立ち上げたスタジオ「Paintbucket Games」が開発を進める今作。

「Spec Ops: The Line」といえば、ゲームとは思えないほどの重厚(重苦しい)でシネマティックなシナリオで、賛否ありながらも一部のゲームファンを熱く魅了した名作TPS。
かく言う筆者も「Spec Ops: The Line」は本当に好きな作品の一つで、そのクリエイターの新作と聞いては、もうそれだけで期待値がぐんと高まろうというものです。

まずやはり一番に目を引くのは、ある意味クドささえ感じさせるような重苦しさのあるその独特のビジュアルでしょう。
あまりに独特過ぎて、人によって好き嫌いがきっぱりと別れてしまいそうな程ではありますが、ただ、こういった雰囲気が好きな人にとってはたまらなく魅力的な世界観ではあると思われます。

ゲームとしては、ナチス政権下のドイツ・ベルリンで、政権に立ち向かうレジスタンス運動の先導者として、1933年(ナチス政権誕生)から1945年(ナチス政権崩壊)までの暗黒の歴史を追体験するストラテジーゲームであるとのことで、レジスタンスのリーダーとして支持者を集め、政権を打倒するために活動をしてゆくとのことです。
トレイラーでは具体的なゲーム進行の様子などは残念ながら見られないので、どうにもイメージがつかみづらいところではありますが、このあたりについては今後の続報を楽しみに待ちたいと思います。

対応プラットフォームはPCのみとなっており、最終的にはSteamでのリリースとなる予定のようですが、EA開始時点ではSteamではない他のプラットフォームを利用する可能性もあとのこと。
今秋にはEAを開始し、フルリリースについては2019年6月ごろをめどに目指してゆくとのこと。
内容的にもテキストが非常に多そうな作品なので、是非とも公式での日本語対応を期待します。